Webアプリ脆弱性診断の選び方|無料ツール・商用ツール・診断サービスを比較
Webアプリの脆弱性を確認したいと思っても、無料ツール、商用ツール、診断サービスのどれを選べばよいのか迷いますよね。
大切なのは、「どれが一番優れているか」ではなく、自社の目的や体制に合った方法を選ぶことです。
ここでは、3種類の診断範囲や社内で必要な作業、向いているケースを比べながら、自社に合った選び方をご紹介します。
WordPress・Drupalのセキュリティ診断も含め、診断したい範囲と社内の体制を考えながら選んでいきましょう。
無料ツール・商用ツール・診断サービスの比較
診断方法を選ぶときは、「どこまで調べられるか」だけを見るのではなく、その後の対応まで考えておくことが大切です。
診断結果を確認し、必要な修正につなげるところまで社内で対応できるかも確認しておきましょう。
脆弱性スキャナーは、製品によってWebアプリ、社内ネットワーク、クラウド環境など、調べられる対象が異なります。
Webアプリを確認したい場合も、ツールの名称だけで判断せず、自社が調べたい画面や機能に対応しているかを見ておくと安心です。
1. 目的と運用体制を比べる
| 種類 | 診断できる範囲 | 社内作業 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 無料ツール | 公開画面の簡易確認 | 設定・実行・結果判断 | 学習や一次確認 |
| 商用ツール | 認証後を含む継続確認 | 運用・誤検知の精査 | 専任者が継続運用 |
| 診断サービス | 重要機能を専門家が確認 | 対象共有・修正判断 | 専門判断が必要 |
まず簡単に確認するなら無料ツール、継続して社内で診断するなら商用ツール、専門家の判断も必要なら診断サービスが選択肢になります。
ツールを使う場合は、診断を実行できるかだけでなく、出てきた結果を読み取り、修正につなげられるかも考えてみましょう。
2. 診断対象を確認する
Webアプリには、誰でも見られる公開画面だけでなく、ログイン後の画面やAPI、権限によって表示が変わる機能などもあります。
こうした部分まで調べたい場合は、利用するツールやサービスが診断対象に含めているかを事前に確認しましょう。
APIを対象に含める理由は、API設定ミスによる情報漏洩事例と対策も参考にしてみてください。
3. 継続して運用できるか確認する
WebサイトやWebアプリは更新によって新しい弱点が生まれることもあります。
そのため、誰が診断を行い、誰が結果を確認し、どのように修正につなげるのかまで決めておくと安心です。
防御製品との使い分けについては、WAFと脆弱性診断の役割・運用の違いで確認できます。
社内で対応する場合と外部に依頼する場合の違いは、セキュリティ診断を外部委託するメリットと選び方も参考にしてみてください。
無料・商用ツールを社内で使うか、診断サービスを利用するか迷う場合は、セキュリティ診断は内製と外注どちらが得?費用と判断基準も参考になります。
4. 結果の分かりやすさと料金を確認する
診断では、弱点を見つけるだけでなく、「見つかったあとにどう対応するか」も重要です。
診断結果に危険度や修正方法まで示されていれば、どこから対応すればよいのか判断しやすくなります。
料金を比べるときも、金額だけを見るのではなく、診断範囲や回数、サポート内容、再診断の有無までそろえて確認しましょう。
詳しい費用については、セキュリティ診断の見積もり比較と費用相場を参考にしてみてください。
なぜ今、Webアプリケーション診断が重要なのか
WebサイトやWebアプリケーションは、商品販売や顧客情報の管理など、今やビジネスに欠かせない存在です。
だからこそ、安心して使い続けられる状態を保っておきたいですよね。
脆弱性を狙ったサイバー攻撃を受けると、情報漏洩やサイト改ざん、サービス停止などにつながる可能性があります。
脆弱性について詳しくは、Webの主要脆弱性チェックと自己診断を参考にしてみてください。
Webアプリケーション診断は、人間でいう「健康診断」のようなものです。
問題が起きる前に弱点を見つけて修正することで、大きな被害を防ぎやすくなります。
また、攻撃の対象になるかどうかは、会社の規模だけでは決まりません。
中小企業でも油断せず、定期的に安全性を確認しておくことが大切です。
特にECサイトでは、Shopifyのセキュリティ診断|ECサイトで確認すべきリスクも参考にしてみてください。
Webアプリケーション診断の代表的な手法
「診断」と聞くと、とても専門的で難しそうに感じますよね。
しかし、その基本的な考え方を知っておくだけでも、セキュリティへの意識は大きく変わります。
ここでは、代表的な2つの診断手法を、身近な例えでわかりやすくご紹介します。
手法1:ブラックボックステスト(外側からのぞき見調査)
ブラックボックステストは、Webサイトの内部構造を知らない状態で、外側から操作して弱点を探す方法です。
たとえるなら、建物の外から侵入できそうな場所がないか確認するようなイメージです。
ソースコードや設計情報は使わず、利用者と同じ立場から次のような操作を試します。
- ログイン画面で、わざと間違ったIDやパスワードを何度も入力してみる
- お問い合わせフォームに、ありえないくらい長い文章や記号を送ってみる
- URLを少しだけ書き換えて、普通は見られないはずのページにアクセスできないか試す
こうした通常とは異なる操作を行い、システムが予期しない動きをしないか確認します。
実際の攻撃に近い方法で調べられるため、外部から狙われやすい弱点を見つけるのに役立ちます。
手法2:ホワイトボックステスト(設計図を見ながらの精密調査)
ホワイトボックステストは、Webサイトの設計図にあたる「ソースコード」などを見ながら、内部の問題を確認する方法です。
建物の設計図を見ながら、配管や電気系統まで点検するようなイメージですね。
外側からは見つけにくい、プログラムの書き方のミスや古いライブラリによるリスクなども確認できます。
そのぶん専門知識が必要になるため、自社だけで行うには少しハードルが高い方法です。
ツールを使うメリットとは
ブラックボックステストもホワイトボックステストも、人の手だけで行うのは非常に大変な作業です。
何万行もあるプログラムを一行ずつ目で追ったり、考えられるすべての攻撃パターンを手で入力したりするのは、時間もかかりますし、見落としも発生しやすくなります。
そこで登場するのが、診断作業を自動化してくれる「診断ツール」です。
診断ツールを導入すると、たくさんのメリットがあります。
- 圧倒的なスピード:専門家が何日もかけて行うようなチェックを、ツールなら数時間で終わらせてくれることもあります。
- 正確さ:機械であるツールは決められたルールに従って、淡々と、そして正確にチェックを続けてくれます。
- 網羅性:国際的なセキュリティ基準に基づいた多数の項目をチェックし、様々な種類の弱点を発見することが可能になります。
AIで進化する次世代のWebアプリケーション診断
従来のツールは、決められたパターンの攻撃を試すだけでしたが、AIを搭載したツールは違います。
まるで本物のサイバー犯罪者のように、Webサイトの反応を見ながら「ここが怪しいぞ」と判断し、攻撃の方法を臨機応変に変えて、弱点を探し出すことができるのです。
もちろん実際に攻撃するわけではなく、サイバー犯罪者に狙われる前に弱点を見つけて守るための、いわば「安全なシミュレーション」です。
これにより、これまで見つけるのが難しかった複雑な問題も、高い精度で発見できるようになりました。
ここでおすすめしたいのが、『セキュリティー診断さん』です。
『セキュリティー診断さん』は、最新のAI技術を使い、高度な診断を実現します。
また、診断後に提供される報告書は、対応が必要な箇所を危険度とともに確認できます。
平易な言葉で説明されているため、修正内容を社内や開発会社と共有するときにもわかりやすいです。
まとめ:未来の安心は今日の診断から
Webアプリケーション診断にはさまざまな方法があります。
大切なのは、自社のサイトや体制に合った方法で、安全性を確認していくことです。
自動診断と手動診断も、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。
サイトの重要度や診断したい範囲に合わせて使い分けましょう。
「まずは自社サイトの状態を確認したい」という場合は、『セキュリティー診断さん』が心強い選択肢の一つです。
見積もり不要の明朗会計で、面倒な手続きなく、すぐに専門的な診断を受けることができます。
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