【2026年版】OWASP Top 10とは?中小企業が知っておきたいWebサイトのリスクと確認方法
Webサイトのセキュリティ対策について、「何から手をつければいいのかわからない…」と悩んでいませんか?
「OWASP Top 10」という言葉を見かけても、「自社のサイトと何が関係あるの?」と感じる方も多いでしょう。
この記事では「OWASP Top 10:2025」をもとに、自社サイトで特に気をつけたい問題の種類と、専門的な確認を無理なく任せる考え方をご紹介します。
そもそもOWASP Top 10って何?
OWASP Top 10(オワスプ トップテン)とは、Webアプリで特に気をつけたい重要なセキュリティリスクをまとめた資料です。
「Webアプリ」とだけ聞くといまいちピンとこないかもしれませんが、会員ページやお問い合わせフォームなど、利用者の操作に応じて情報を表示したり処理したりする仕組みを指します。
どのようなリスクがあるのかを知っておくと、「自社ではどこを重点的に見てもらえばいいのか」も考えやすくなります。
大切なのは、自社サイトの機能や扱っている情報に合わせて、必要な確認をすることです。
自分たちだけでは判断しにくい部分は、専門的な診断を活用しましょう。
OWASP公式の2025版には、次の項目が掲載されています。
| 項目 | どのような問題か |
|---|---|
| アクセス制御の不備 | 権限のない人が、他人の情報を見たり変更したりできてしまう |
| セキュリティ設定の不備 | 設定の誤りで、見せるべきでない情報や機能が公開される |
| ソフトウェアサプライチェーンの不備 | 外部から取り入れるプログラムの入手・更新経路などに問題が入り込む |
| 暗号化の不備 | 情報を読めない形で守る処理が不十分で、保存・通信中の内容が漏れる |
| インジェクション | 入力された内容が命令として扱われ、意図しない処理が実行される |
| 安全性を欠いた設計 | 不正利用を防ぐ仕組みが、サービスを設計する段階から不足している |
| 認証の不備 | ログイン時などの本人確認に問題があり、他人になりすまされる |
| ソフトウェアまたはデータの完全性の不備 | プログラムやデータが改ざんされていても、気づかずに使ってしまう |
| セキュリティログとアラートの不備 | 不審な操作の記録や通知が足りず、被害の発見・調査が遅れる |
| 例外的な状況への不適切な対応 | エラーなど想定外の状況で安全に処理を終えられず、情報の露出などが起こる |
絶対に知っておきたい代表的なWebサイトの弱点
OWASP Top 10には10個の項目がありますが、全部を一度に理解するのは大変です。
ここでは、自社サイトで特に関係しやすい代表的な弱点をいくつか見ていきましょう。
Webアプリ脆弱性診断ツール比較を参考に、ツールと診断サービスの違いを知っておくと、自社に合う方法も選びやすくなります。
別の利用者の情報が見えてしまう危険
会員ページなどで、本来は見られないはずの他人の情報が見えてしまう問題です。
例えば、自分のアカウントでログインしているのに、別の顧客の住所や購入履歴まで見られるケースが当てはまります。
ここで大切なのは、ログインできるかどうかだけではありません。
「その人が見てよい情報だけが表示されているか」まで確認する必要があります。
こうした不備があると、顧客情報の漏洩だけでなく、その後の問い合わせ対応や信用回復にも大きな負担がかかります。
特にECサイトを運営している場合は、Shopifyのセキュリティ診断を参考に、決済の流れや会員情報に関するリスクも確認してみましょう。
情報を横取りされる危険
お問い合わせフォームや検索窓など、利用者が文字を入力する場所から、不正な命令を送り込まれてしまう弱点です。
攻撃を受けると、裏側で管理している顧客情報を盗まれたり、Webサイトを勝手に書き換えられたりすることがあります。
厄介なのは、見た目だけではなかなか気づけないことです。
フォームがいつもどおり使えていても、不正な入力に耐えられるかどうかは見た目ではわかりません。
こうした部分は、専門的な診断で確認してもらうと安心です。
本来見せない情報が公開される危険
サーバーやWebサイトの設定ミスによって、本来は見せるべきではない情報が外部から見えてしまう問題です。
例えば、制作時の確認用画面や、顧客情報を含むバックアップファイルを公開したままにしてしまうケースがあります。
普段のページには表示されていなくても、直接アクセスすると見えてしまうことがあるのです。
こうした情報が外から見える状態は、顧客情報の漏洩だけでなく、不正アクセスの手がかりにもなりかねません。
普段どおり動いていても弱点があるかどうかはわからない
セキュリティの弱点は、Webサイトが普段どおり動いていても見えないことがあります。
ページがきちんと表示されていたり、フォームが問題なく送信できる状態だったとしても、それだけでは、安全かどうかまでは判断できないのです。
見た目だけでは判断しにくいため、弱点を見つけるには専門的な知識が必要です。
制作時や大きな変更後に診断を受けたことがあるか、過去の診断結果が残っているかを、制作会社や担当者に確認してみましょう。
確認状況がわからない場合は、専門家へ相談する
診断を受けた記録が見つからない場合や、診断後にサイトの機能を変更している場合は、現在の状態を一度専門家に確認してもらうと安心です。
依頼するときは、ログイン後の会員ページやお問い合わせフォームなど、特に見てほしい機能を伝えておきましょう。
そこで選択肢の一つになるのが、『セキュリティー診断さん』です。
『セキュリティー診断さん』は、AIを活用した診断と担当者による確認で、対象サイトの問題を調べるサービスです。
脆弱性を自分で見極める知識がなくても、サイトの専門的な診断を手軽に任せられるサービスです。
どこが危ないか一目でわかる報告書で安心
『セキュリティー診断さん』の診断が終わると、健康診断の結果表のように、どこに問題があり、どれくらい危険なのかを確認しやすい報告書が届きます。
見つかった弱点の一覧だけでなく、それぞれの問題がどの程度危険なのかも重大度で示されます。
問題による影響や推奨される対策も、専門用語の解説とあわせて確認できます。
「どこから直せばいいの?」と迷ったときは、この結果を制作会社や担当者に共有すると、修正について相談しやすくなるでしょう。
対応する順番は、重大度だけでなく、自社の業務や顧客への影響も踏まえて一緒に考えていきましょう。
OWASP Top 10をきっかけに、自社サイトの安全性を見直そう
Webサイトの弱点は、普段どおり問題なく動いていても、見た目だけでは気づけないことがあります。
OWASP Top 10はどのような危険があるのかを知るきっかけになりますが、自社サイトに実際の弱点がないかどうかは、専門的な診断で確認しておくと安心です。
『セキュリティー診断さん』なら、専門知識がなくてもサイトの診断を任せられ、見つかった問題や危険度をわかりやすい報告書で確認できます。
「うちは大丈夫だろう」とそのままにせず、会社やお客様の情報を守るためにも、一度自社サイトの安全性を確かめておきましょう。
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