内部統制とセキュリティ|決めたルールを実行・確認する運用方法
内部統制とセキュリティについて、「何から整えればいいのだろう」と迷っていませんか?
ルールを決めても、「誰が確認するのか」「問題が見つかったあと、きちんと対応できているのか」まで追えなければ、形だけのものになってしまいます。
とはいえ、経営者の方がすべてを技術的に確認する必要はありません。
大切なのは、担当者や確認する時期、残す記録を決めて、問題の修正から再確認まで追える状態にしておくことです。
今回は、内部統制をきちんと機能させるために、目的の設定から担当者の決定、記録の保存、自己点検、監査、是正、再評価までの流れをご紹介します。
セキュリティ監査の全体像も踏まえながら、SOX対応や経営報告へ進む前に、まずは全体の流れを押さえておきましょう。
そもそも内部統制って何?会社のルール作りの基本
まず、「内部統制」という言葉について、肩の力を抜いて考えてみましょう。
大企業だけの制度ではなく、普段の社内ルールも内部統制に含まれます。
内部統制は「会社をきちんと回す」ための仕組み
内部統制とは、簡単に言えば「会社を正しく効率的に動かし、大切な資産や情報を守るためのルールや仕組み」です。
例えば、「経費を精算するときは必ず領収書を確認する」というルールも、内部統制の一つです。
「お客様の情報を見られる人を限定する」といった決まりも含まれます。
退職した人のアクセス権限を削除したり、Webサイトを変更したあとに安全性を確認したりすることも同じです。
こうしたルールについて、「誰が行うのか」「どう確認するのか」まで決めておくことで、日々の業務の中でしっかりと実行できるようになります。
小さな会社でも内部統制が大切な理由
内部統制で気をつけたいのは、ルールを作ったことで安心してしまい、実際に守られているか確認できない状態です。
例えば、担当者が決まっていない、点検した記録がない、問題が見つかっても対応期限が決まらない、修正後の確認が行われない、といった状態が考えられます。
これでは経営者の方も、「ルールが本当に機能しているのか」「未対応の問題が残っていないか」を判断できません。
誰が、いつ、何を確認し、問題にどう対応したのかを記録しておけば、対応が途中で止まってしまうことも防ぎやすくなります。
内部統制とセキュリティはどうつながる?
内部統制では「会社をどう守るか」というルールを決め、セキュリティの点検では、そのルールに沿った対策が実際に機能しているかを確かめます。
この2つを別々に考えるのではなく、ルールを決めて、確認し、問題があれば直すところまで一つの流れにすると、対応漏れを防ぎやすくなります。
セキュリティ対策が守られているか確認する
例えば、「顧客情報を厳重に管理する」と決めたのであれば、実際に閲覧できる人が制限されているか、退職者の権限が残っていないかを確認します。
Webサイトについても、変更したときや定期的な点検のタイミングで安全性を確認し、実施日と結果を残しておくことが大切です。
問題が見つかった場合は、誰がいつまでに対応するのかを決め、修正後にもう一度確認します。
こうした記録があれば、経営者の方が技術的な細かい部分まで調べなくても、「必要な確認が行われているか」「問題への対応が進んでいるか」を把握できます。
自社に合った診断を選ぶときは、セキュリティ診断の業界標準|比較と評価で安心の選択も参考にしてみてください。
記録がなければ「対応済み」とは判断できない
せっかくWebサイトの安全確認をルール化していても、実施日や結果が残っていなければ、本当に確認したのか判断できません。
問題を見つけたあとも、対応する人や期限が曖昧なままだと、いつの間にか修正が止まり、問題が残ってしまうおそれがあります。
診断結果から修正依頼、対応内容、再確認の結果まで、一続きで追えるようにしておきましょう。
内部統制は「決めて終わり」にしない
内部統制というと、細かなルールをたくさん作ることをイメージするかもしれません。
ですが、大切なのはルールの数ではなく、決めたことがきちんと実行されているかを確認できることです。
例えば、Webサイトの安全確認を行うと決めても、「いつ確認したのか」「問題はなかったか」「問題が見つかった場合は対応できているか」がわからなければ、ルールを十分に生かせているとはいえません。
確認した結果を記録し、問題があれば対応し、その後もう一度確かめるところまで続けることで、社内のルールが実際の安全につながります。
とはいえ、すべての確認を社内だけで行う必要はありません。
Webサイトの安全性など、専門的な確認にはセキュリティ診断を活用する方法もあります。
社内で確認することと、専門サービスに任せることをうまく分けながら、問題を見逃さず対応できる状態を作っていきましょう。
担当部門による点検のあとに、別の立場から確認する方法については、セキュリティ診断を活用した内部監査も参考にしてみてください。
上場準備や法令対応が必要な場合は、SOX対応とセキュリティ診断の進め方もあわせて確認しておきましょう。
また、対策をしても残るリスクへの備えについては、残るサイバーリスクに備える保険の選び方で詳しくご紹介しています。
AI診断をWebサイトの安全確認に活用する方法
「セキュリティ診断と聞いても、専門的で難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、Webサイトの安全確認まで、すべて自社で行う必要はありません。
『セキュリティー診断さん』なら、AIが専門家の視点でWebサイトなどを調べ、見つかった弱点や危険度をわかりやすく確認できます。
専門のセキュリティ担当者がいない会社でも利用しやすく、診断結果は制作会社や開発会社へ修正を依頼するときにも活用できます。
また、診断結果を記録として残しておけば、「いつ確認したのか」「問題への対応が進んでいるか」を振り返る際にも役立ちます。
社内の権限管理や従業員教育などは別に確認しつつ、Webサイトの安全性については専門サービスを活用すると、無理なく確認を続けやすいでしょう。
『セキュリティー診断さん』には年間プランもあるため、定期的な安全確認にも活用できます。
診断結果を経営判断にどう生かすかについては、セキュリティ診断結果の経営報告も参考にしてみてください。
## 記録を残して、問題の解消まで見届けよう
内部統制で大切なのは、ルールを作ることではなく、決めたことがきちんと機能している状態を保つことです。
そのためにも、社内で見つかった問題を放置せず、必要な対応まで進められる体制を整えておきましょう。
Webサイトの安全性について「社内だけで確認するのは難しい」と感じる場合は、専門のセキュリティ診断を活用するのも一つの方法です。
『セキュリティー診断さん』なら、わかりやすい料金体系と丁寧な診断レポートで、Webサイトの安全確認を手軽に始められます。
会社を守るためにも、まずは自社サイトに見落としている弱点がないか、一度確かめてみませんか?
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