ゼロデイ攻撃とは?パッチ公開前後の対応手順と確認項目

ゼロデイ攻撃とは?パッチ公開前後の対応手順と確認項目

セキュリティ

「利用している製品にゼロデイ脆弱性が見つかった」と聞くと、「うちも対象なのでは?」「何から確認すればいいんだろう?」と不安になりますよね。

まず確認したいのは、自社でその製品を使っているか、インターネットから利用できる状態になっているかという点です。

もし対応が必要なら、保守会社や制作会社など、普段システムを見てもらっている相手に相談しながら進めると安心です。

この記事では、自社への影響を確認するポイントと、パッチの公開前後に誰へ何を頼めばよいのかをご紹介します。

セキュリティー診断さん セキュリティー診断さん

自社も対象かもしれないと知ったら、まず何を確認すればいいんだろう?

ゼロデイ情報を知ったら最初に確認したい3つのこと

ゼロデイ脆弱性の情報を知ったら、まずは次の3点を社内担当者や保守会社と確認しましょう。

  1. 公表された対象製品と対象バージョンを自社で使っているか
  2. その製品や機能がインターネットから利用できる状態か
  3. 不審なログイン、身に覚えのない変更、サイトの改ざんなど、侵入を疑う兆候がないか

製品の提供元やIPA、JPCERT/CCなどが出している公式情報を見て、対象となる製品や案内されている対応を確認します。

SNSなどで情報が広がっていても、それだけで判断せず、自社の製品名やバージョンが当てはまるかを保守会社に確認してもらうと安心です。

もし侵入を疑うような兆候が見つかった場合は、更新だけで済ませず、事故対応や被害状況の調査を行う専門会社へ相談しましょう。

ゼロデイ攻撃とパッチの関係

ゼロデイ攻撃とは、修正プログラムがまだ用意されていない、または対策が広まる前の脆弱性を悪用するサイバー攻撃です。

脆弱性とは、ソフトウェアやシステムにあるセキュリティ上の弱点を指します。

そして、その弱点を修正するための更新プログラムが「パッチ」です。

まだパッチが公開されていない段階でも、製品の提供元から、問題のある機能を止めたり、アクセスを制限したりする一時的な対策が案内されることがあります。

その場合は、案内された内容に沿って保守会社などへ対応を依頼できます。

パッチが公開されたら適用してもらい、正しく更新できているかまで確認しましょう。

パッチ公開前後に進める対応

ゼロデイ脆弱性への対応は、パッチが公開される前と後で少し変わります。

そのときにできることを確認しながら、保守会社や制作会社と一緒に進めていきましょう。

発覚直後は公式情報と自社の対象範囲を照合する

まずは製品提供元の公式情報を確認し、対象製品やバージョン、攻撃の確認状況、推奨されている対応を見てみましょう。

そのうえで、自社でその製品を使っているか、インターネットからアクセスできる状態になっているかを、保守会社や制作会社へ確認します。

パッチ公開前は案内された一時対策を依頼する

パッチがまだ公開されていない場合は、問題のある機能の停止やアクセス制限など、製品提供元が案内している対策を保守会社へ依頼します。

専門的な設定変更が必要な場合は保守会社に任せ、どのような対応を行ったのか報告をもらっておくと安心です。

パッチ公開後は適用結果と動作を確認する

パッチが公開されたら、製品やサーバーの更新を保守会社、制作会社、製品提供元などへ依頼します。

更新後は正しいバージョンになっているか、Webサイトや業務で使う機能に問題がないかも確認してもらいましょう。

「パッチを当てた」で終わらせない

対応が終わったら、正しいバージョンへ更新されているか、一時的に変更した設定が必要に応じて元に戻されているかを確認します。

あわせて、誰がいつ何を確認したのかも記録に残しておくと安心です。

さらに、今回のゼロデイ対応とは別に、インターネットから利用できる部分へ既知の弱点や危険な設定が残っていないか確認しておくと、別のリスクにも気づきやすくなります。

緊急対応後の確認に脆弱性診断を活用する

緊急対応がひと通り終わったら、公開中のWebサイトやWebアプリ、APIに、ほかの弱点や危険な設定が残っていないかも確認しておきましょう。

そんなときに役立つのが、脆弱性診断です。

ゼロデイ脆弱性そのものや侵入の有無を詳しく調べる場合は事故対応の専門会社へ、製品やサーバーの更新は保守会社などへ相談しましょう。

そのうえで、公開中のWebサイトなどにほかの弱点がないかを調べる際には、脆弱性診断が役立ちます。

『セキュリティー診断さん』は、AIが専門家のような視点でWebサイトをチェックするサービスです。

社内PCや社内LANは診断の対象外ですが、公開中のWebサイトやWebアプリ、APIに弱点がないかを確認できます。

見つかった問題は危険度ごとに示されるので、どこから対応するかを保守会社と相談するときにも便利です。

診断報告書を保守会社に共有すれば、追加の修正をお願いするときや、修正後にもう一度確認するときにも役立つでしょう。

対応する順番を決める際は、CVSSを使った診断報告書の読み方と対応優先順位も参考にしてみてください。

まとめ:緊急対応後の確認漏れまで防ごう

ゼロデイ脆弱性の情報を知ったら、まずは対象製品とバージョン、インターネットへの公開状況、侵入を疑う兆候がないかを確認しましょう。

対応が必要な場合は、パッチ公開前の一時対策から公開後の更新まで、保守会社などと相談しながら進めます。

緊急対応が終わったあとも、公開中のWebサイト、Webアプリ、APIに別の弱点が残っていないか確認しておくと、より安心です。

『セキュリティー診断さん』なら、専門的な知識がなくても、公開中のWeb部分に弱点がないか手軽に確認できます。

保守会社による対応とあわせて活用し、見落としているリスクがないか一度チェックしてみませんか?

セキュリティー診断さん セキュリティー診断さん

ヨシ! 緊急対応が落ち着いたら、念のためWebサイトの診断もお願いしてみよう!