OSINTとは?会社の公開情報から見えるリスクとWebサイトの確認方法
自社サイトに載せた古い資料や写真、今も何が公開されているか把握できていますか?
日々の業務に追われていると、以前の投稿まで見直す機会はなかなかありませんよね。
そんなとき、自社の情報が外からどう見えているかを確かめるヒントになるのが「OSINT(オシント)」です。
この記事では、OSINTの考え方と、自社の公開情報を見直す方法をご紹介します。
あわせて、掲載内容の確認からWebサイト自体の診断につなげる考え方も見ていきましょう。
そもそもOSINTって何?公開情報から手がかりを見つける方法
OSINT(オシント)とは、「誰でも見ることができる公開情報から、役立つ情報を見つけ出す方法」のことです。
一つひとつでは何でもない情報でも、パズルのピースのように組み合わせると、新しい事実や関係性が見えてくることがあります。
こうした情報を活用しているのは、企業や調査を行う人たちだけではありません。
サイバー犯罪者も、公開されている情報を攻撃の手がかりにすることがあります。
だからこそ、自社の情報が外からどのように見えているのか、攻撃につながる情報まで公開していないかを確認しておくことが大切です。
自社のどんな公開情報が手がかりになる?
OSINTの考え方を使うと、自社が意図せず公開している情報がないか、第三者の目線で確認できます。
もちろん、公開情報は会社の活動や魅力を伝えるために必要なものです。
公開されていること自体を危険と考えるのではなく、「そこから何が読み取れるのか」という視点で見てみましょう。
攻撃者はOSINTをこう使う!狙われる情報の例
例えば、会社のホームページに残っている古い資料には、以前利用していたシステム名や担当者の連絡先が載っているかもしれません。
古いページがあるからといって、現在もそのシステムを使っているとは限りません。
それでも、会社について詳しく調べる材料になることはあります。
また、社員がSNSに投稿した写真から、写り込んだパソコンの画面やオフィスの様子をもとに、使用しているソフトや社内環境を推測されるケースもあります。
採用情報や自社ブログも、利用しているシステムやサービスを知る手がかりになり得るのです。
一つひとつは問題のない情報でも、複数の情報をつなぎ合わせることで、攻撃する場所や方法を絞り込まれることがあります。
OSINTでは、情報を見つけるだけでなく、「この情報が攻撃に使われる可能性はないか」という目線で確認することも大切です。
自社でできる基本的なOSINT調査の方法
まずは、会社名やWebサイトのドメイン名を検索してみましょう。
過去に公開した古い情報や、社員・関係者が公開した情報、第三者による言及など、自社では把握していなかった情報が見つかることがあります。
大切なのは、単に検索結果を眺めるのではなく、「自社が外からどう見えているか」という目線で確認することです。
自社サイトで古い資料や投稿が見つかったら、今も公開しておく必要があるかを見直してみましょう。
写真に公開予定のないものが写っていないか、掲載されている連絡先が現在の窓口と合っているかも確認しておくと安心です。
気になるページがあれば、URLと該当箇所を控えておくと、社内担当者や制作会社にも修正・削除を相談しやすくなります。
漏洩した情報が出回っていないかも気になる場合は、ダークウェブ監視で漏洩情報を継続確認する方法も参考にしてみてください。
掲載内容の見直しとWebサイトの技術的な確認は別
OSINTを使って、自分たちの会社が外からどう見えているのかをチェックすることは、セキュリティー対策の大切な第一歩です。
ですが、公開する必要のない情報を整理できても、Webサイトそのものに弱点がないかまでは判断できません。
文章や写真などの掲載内容とは別に、Webサイトの機能や設定についても確認する必要があります。
例えば、問い合わせフォームが普通に表示され、問題なく送信できていても、想定外の入力を安全に処理できるかどうかは見た目だけではわかりません。
検索機能やファイルのアップロード機能も、普段どおり動いているから安全とは言い切れないのです。
こうした部分まで自分たちで判断するのは、なかなか難しいですよね。
公開情報を見直すタイミングで、Webサイト自体に技術的な弱点が残っていないかも、専門的な診断で確認しておくと安心です。
自分では判断しにくい問題はWebサイト診断へ
「Webサイトを確認したいけれど、専門的なことはよくわからない」という場合は、技術的な部分を診断サービスに任せる方法があります。
Webサイト診断では、外部からアクセスできる機能や設定に、セキュリティー上の問題がないかを調べます。
自社で掲載内容を見直し、問い合わせフォームなどの技術的な確認は診断に任せれば、制作会社に何を相談すればよいかも見えやすくなるでしょう。
診断結果を制作会社への相談に活かす
専門知識がなくてもWebサイトの確認を任せられるサービスの一つが、『セキュリティー診断さん』です。
AIを活用し、外部からアクセスできるWebサイトの問い合わせフォームや検索機能などを診断します。
申し込み後は画面の案内に沿って所有者確認を行えば、診断を進められます。
診断結果では、発見された弱点に優先順位がつけられているため、どこから対策すればよいか判断しやすいのも特徴です。
専門用語には解説も付いているので、何が問題なのかを確認しながら、制作会社への修正相談に活用できます。
例えば、問い合わせフォームの問題が見つかった場合は、その結果を制作会社へ渡し、必要な修正や対応する順番を相談してみましょう。
危険度の高い問題から対応していけば、限られた時間や予算の中でもWebサイトの安全性を高めやすくなります。
公開情報を見直し、Webサイトの確認につなげよう
OSINTを使えば、自分たちの会社が「外からどう見えているか」を確認できます。
まずは、公開する必要のない資料や投稿が残っていないかを見直してみましょう。
自分たちでは判断しにくいWebサイトの技術的な部分は、専門的な診断に任せるのも一つの方法です。
診断結果を制作会社との相談に活用すれば、問題が見つかったあとも、必要な修正へスムーズにつなげやすくなります。
たとえば、AIを活用した『セキュリティー診断さん』なら、専門知識がなくても手軽に本格的なWebサイト診断を受けられます。
「一度、自社サイトの状態を確認しておきたい」と感じたら、Webサイト診断をぜひ検討してみてください。
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