物流会社のWeb診断|荷主対応・配送案内への影響と確認対象
荷物追跡ページや問い合わせページに問題が起きると、配送状況を案内できなくなり、荷主や受取人への説明が必要になることがあります。
物流会社のWebサイトは、日々の配送業務を支える大切な窓口です。
配送情報や問い合わせ内容など、取引先との信頼に関わる情報も多く扱っています。
無理に技術的な設定やテスト方法まで覚えようとするより、まずはどのWeb画面を診断してほしいのかを把握し、専門サービスへきちんと伝えられるようにしておくことが大切です。
この記事では、物流会社で使われているWeb機能ごとに、問題が起きたときの業務への影響と、診断後に修正を進める流れをご紹介します。
物流会社で診断しておきたい4つのWeb機能
物流会社のWebサイトには、荷物の追跡や問い合わせ、取引先との情報共有など、日々の業務に直結する機能があります。
中でも、次の4つは荷主や受取人に関わる情報を扱うため、診断対象としてしっかり確認しておきましょう。
1. 荷物追跡ページ
追跡番号を入力するページに情報の表示方法の問題があると、他人の配送状況や受取人に関する情報が見えてしまうおそれがあります。
そうなれば、荷主や受取人への説明が必要になるうえ、問い合わせが増えて通常の配送案内にも影響が広がりかねません。
診断を依頼するときは、追跡番号の入力欄や担当者用ログイン画面に加え、利用者ごとの情報が正しく分けて表示されるかも確認してもらえるよう伝えましょう。
2. 問い合わせフォーム
問い合わせフォームでは、氏名や電話番号、荷物の内容などを受け付ける場合があります。
送信された内容を外部から見られたり、フォームを大量送信に悪用されたりすると、大切な問い合わせが埋もれ、荷主や受取人への対応が遅れる可能性があります。
入力欄から送信時の処理、問い合わせ内容を確認するWeb上の管理画面までまとめて診断対象として伝えると、関連する問題を一通り確認してもらいやすくなります。
3. 荷主向けログイン画面
荷主向けの画面では、会社ごとに配送情報や帳票を分けて表示します。
この分け方に問題があると、ある荷主から別の会社の配送情報や帳票が見えてしまうかもしれません。
取引先からの信用を損ねたり、関係先への説明が必要になったりする原因にもなります。
ログイン画面だけでなく、ログイン後に表示される配送情報や帳票、検索機能もあわせて診断対象として伝えましょう。
4. 委託先が利用するWeb画面
委託先向けのWeb画面では、担当する業務に必要な情報や機能だけを使える状態が基本です。
担当範囲を超えた情報や機能にアクセスできると、本来は見られない配送情報を閲覧されたり、意図しない操作をされたりするおそれがあります。
Web診断では、委託先ごとに見られる情報や使える機能が適切に分けられているかを確認します。
契約終了後のアカウント停止など、社内での管理方法については、診断結果も参考にしながら自社で見直しておきましょう。
委託先を含む事業上のリスクは、サプライチェーン全体のセキュリティリスク管理も参考にしてみてください。
Web診断で見てもらえる範囲と、その後の進め方
Web診断では、インターネットからアクセスできる公開サイト、荷物追跡ページ、問い合わせフォーム、Web上の管理画面やログイン画面、外部に公開しているAPIなどを確認します。
倉庫端末や社内PC、社内LAN、WebからアクセスできないWMSやTMSは、Web診断とは別の領域です。
そのため、診断を依頼するときは、外部から利用できるWeb画面やAPIを洗い出して伝えておくと、必要な範囲を確認してもらいやすくなります。
荷主や委託先、社内担当者など複数の人が使うWebサイトでは、それぞれが見られる情報や使える機能まで確認することが大切です。
こうした部分は自分たちで無理に判断しようとせず、専門サービスを活用すると安心です。
AIを活用した『セキュリティー診断さん』は、Web上の入力欄やログイン機能、利用者ごとの情報の分け方などを検査し、見つかった問題を危険度順に確認するために活用できます。
診断後は、危険度と業務への影響を見ながら対応する順番を決め、対象ページと指摘内容を制作会社やシステム会社へ共有しましょう。
診断結果は、修正を依頼するためだけでなく、必要に応じて荷主への説明や社内アカウントの見直しにも役立てられます。
説明の仕方や社内での管理方法は、自社の状況に合わせて決めていきましょう。
| 用語 | ざっくり解説 |
|---|---|
| API | Webサービス同士が情報をやり取りする仕組み |
| 社内LAN | 社内のPCや機器をつなぐネットワーク |
| WMS | 倉庫の在庫や入出荷を管理するシステム |
| TMS | 配送計画や運行状況を管理するシステム |
まとめ:配送を支えるWebサイトも、定期的に安全を見直そう
荷物追跡や問い合わせなどのWeb機能は、いまや物流会社の日々の業務を支える欠かせない存在です。
トラブルが起きてから対処するのではなく、日頃からWebサイトの安全にも目を向けておくことが大切です。
自社だけでは見つけにくい問題を確認したいときは、AIでWebサイトを診断する『セキュリティー診断さん』も活用してみてください。
大切な荷物と取引先との信頼を守るためにも、Webサイトの安全確認を日々の備えの一つにしましょう。
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